退職代行 パート・アルバイト|安い業者と料金の目安

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シフトに入れないほど体調が悪いのに、店長に「今日で辞めます」と言い出せない。バイト先のLINEを開くだけで動悸がする。そんなパート・アルバイトの方が、できるだけ費用を抑えて辞めたいと考えるのは自然なことです。退職代行(本人に代わって退職の意思を勤務先へ伝えるサービス)は正社員向けの印象がありますが、パート・アルバイト向けに安いプランを用意している業者もあります。

選ぶときの基準はシンプルです。「社会保険に入っているか」「有給休暇が残っているか」「未払いの給料や交渉ごとがあるか」の3点で、必要なプランと適正な料金が決まります。何も交渉ごとがなく、ただ辞意を伝えて欲しいだけなら安い民間業者でも足りますが、有給消化や未払い賃金の請求まで頼みたい場合は、団体交渉ができる労働組合が運営するサービスを選ぶ必要があります。どの型を選ぶべきかは退職代行おすすめ8社比較の記事で全体像を確認できます。

パート・アルバイトの退職代行はいくらが目安か

静かな和室で机に置かれた開いた財布と手のクローズアップ
静かに費用を検討する様子(イメージ)

正社員向けは2万円台後半が中心ですが、パート・アルバイト専用料金を設けている業者では1万円台前半から利用できます。以下は公式サイトで確認したパート・アルバイト向けの料金です(2026年9月時点・公式サイト確認)。

サービス パート・アルバイト料金(税込) 運営主体 交渉の可否 即日対応
退職代行モームリ 12,000円(あと払い手数料 3,000円) 株式会社アルバトロス(弁護士監修・労組提携) 有給消化は「法的権利として確実に消化」表記 365日24時間
わたしNEXT(女性向け) 18,800円(社会保険未加入の場合) 合同労働組合 toNEXTユニオン(弁護士指導) 有給消化・書類・給与関連の交渉 最短当日
男の退職代行 18,800円(+組合費 1,000円) 労働組合(弁護士指導) 有給消化「ほとんどのケースで成功」 数分〜数時間以内
退職代行ガーディアン 19,800円(一律)※二次資料のため公式で要確認 東京労働経済組合(法適合労組) 有給消化・未払い残業代の団体交渉可 即日対応
退職代行EXIT 20,000円(一律)※二次資料のため公式で要確認 民間(株式会社EXIT) 交渉権なし(民間型)=要確認 要確認

最も安いのはモームリのパート・アルバイト料金12,000円で、正社員・契約・派遣の22,000円と比べて1万円ほど低く設定されています。わたしNEXTと男の退職代行は18,800円で、いずれも労働組合が運営するため団体交渉(労働組合が会社と直接話し合う権利)にもとづく有給消化のサポートが受けられます。ガーディアンとEXITの料金は二次資料にもとづく数字のため、申し込み前に公式サイトで最新の金額を確認してください。

なぜパート・アルバイトは料金が安くなるのか

パート・アルバイト向け料金が正社員より安いのは、多くのケースで手続きが軽いためです。とくに料金差の分かれ目になるのが社会保険への加入状況です。わたしNEXTのように「社会保険未加入なら18,800円、正社員・契約・派遣は21,800円」と、加入の有無で料金を分けている業者があります。

社会保険に入っていないパート・アルバイトの場合、退職にともなう社会保険の資格喪失手続きや健康保険証の返却といった事務が発生しないため、業者側の手間が減り、その分が料金に反映されます。一方で、社会保険に加入して働いているパート・アルバイトは、正社員と同じ料金区分になることがある点に注意してください。「パートだから必ず一番安い料金」ではなく、勤務実態によって適用される料金が変わります。

安い=交渉できない、とは限らない

退職代行は運営主体によって「できること」が変わります。民間企業が運営するサービスは、辞意の伝達はできても、有給消化や未払い賃金について会社と交渉する権利がありません(弁護士以外が報酬を得て法律事務を行うことは弁護士法72条で禁じられているためです)。労働組合が運営するサービスは、労働組合法にもとづく団体交渉権を使って有給や賃金の話し合いができます。

今回挙げた安い業者のうち、モームリ・わたしNEXT・男の退職代行・ガーディアンは労働組合が運営、または労組と提携しているため、料金が安くても有給消化のサポートを受けられます。「安いから交渉は一切できない」わけではなく、運営主体を見れば判断できます。

料金の内訳と計算例

机の上で通帳とペンを持つ手元
これからの費用を考える手元(イメージ)

表示価格だけでなく、手数料や組合費を含めた総額で比べると差が見えやすくなります。パート・アルバイトが実際に支払う金額の例を示します(2026年9月時点・公式サイト確認)。

  • モームリ(あと払いを利用):本体 12,000円 + あと払い手数料 3,000円 = 合計 15,000円。給料日に合わせて連絡日から1ヶ月後まで支払いを待てるため、手元にお金がなくても依頼できます。
  • 男の退職代行:本体 18,800円 + 組合費 1,000円 = 合計 19,800円。組合費は団体交渉のために労働組合へ加入する費用です。
  • わたしNEXT(社保未加入):本体 18,800円のみ = 合計 18,800円。100%返金保証があり、退職できなければ費用が戻ります。

最安を優先するならモームリの12,000円ですが、あと払いを使うと手数料3,000円が乗って15,000円になります。それでも他社の18,800〜20,000円台より低く、パート・アルバイトにとっては費用を抑えやすい選択肢です。ただし料金は改定されることがあるため、申し込み前に公式サイトで最新額を確認してください。

安い業者を選ぶ判断フロー

部屋で給与明細のような書類を見つめる人物。
自分の状況を整理する様子(イメージ)

費用と必要なサポートのバランスを、次の条件で切り分けると迷いにくくなります。

  1. 有給も未払い賃金もなく、ただ辞意を伝えて欲しいだけ:伝達だけで足りるため、最安のモームリ(12,000円)が有力。交渉が不要なら民間型でも対応できます。
  2. 残っている有給を消化してから辞めたい:会社と話し合う必要があるため、労働組合が運営・提携するサービスを選ぶ。わたしNEXト・男の退職代行・ガーディアン・モームリが該当します。
  3. 社会保険に加入して働いている:パートでも正社員と同じ料金区分になることがある。表示の「パート料金」が適用されるか、申し込み前に確認する。
  4. 未払い残業代や損害賠償など、争いになりそうな要素がある:団体交渉で解決しない可能性があるため、弁護士が対応する型を検討する。この場合は低価格帯だけで判断しないほうが安全です。

まず自分がどの条件に当てはまるかを確認し、そのうえで料金を比べると、「安さで選んで必要なサポートが受けられなかった」という失敗を避けられます。

よくある質問

パート・アルバイトでも退職代行は使えますか

使えます。期間の定めのない雇用は、退職の申し入れから2週間で契約が終了すると民法627条1項で定められており、雇用形態による区別はありません。パート・アルバイト専用の安い料金を設けている業者もあります。

一番安いのはどこですか

今回確認した範囲では、モームリのパート・アルバイト料金12,000円が最も低い金額です(2026年9月時点・公式サイト確認)。ただしあと払いを使うと手数料3,000円が加わります。料金は改定されることがあるため、申し込み前に公式サイトで確認してください。

お金がなくても頼めますか

モームリのあと払いは、連絡日から1ヶ月後まで支払いを待てます。辞めるんですや男の退職代行なども後払い・翌月後払いに対応しています。給料日まで手元に費用がない場合でも依頼しやすい仕組みです。

安い業者でも有給は消化できますか

運営主体によります。労働組合が運営・提携するモームリ・わたしNEXト・男の退職代行・ガーディアンは、団体交渉権にもとづいて有給消化のサポートができます。民間企業のみが運営する業者は交渉権がないため、有給は「希望を会社へ伝える」までにとどまることがあります。

バイト先に残っている私物や制服はどうなりますか

多くの業者が郵送での返却を会社に依頼してくれます。制服の返却や貸与品の扱いも合わせて伝えてもらえるため、自分でバイト先へ行く必要は基本的にありません。具体的な手順は依頼時に確認してください。

親やバイト先の他のスタッフに知られませんか

退職代行が連絡するのは勤務先の会社です。家族や他のスタッフへ業者から連絡することはありません。会社側の対応によっては本人へ確認の連絡が来る場合もあるため、心配な点は事前に相談しておくと安心です。

参考・出典

  • 退職代行モームリ 公式サイト https://momuri.com/
  • わたしNEXT(女性向け)公式サイト https://taishoku.to-next.jp/
  • 男の退職代行 公式サイト https://otoko-next.jp/
  • 退職代行Jobs 公式サイト https://jobs1.jp/
  • 民法627条・628条(期間の定めのない雇用の解約・有期雇用の途中解約)e-Gov法令検索
  • 労働基準法39条(年次有給休暇の時季指定権)e-Gov法令検索
  • 弁護士法72条(非弁行為の禁止)・労働組合法6条7条(団体交渉権)e-Gov法令検索
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